我々の半身は火、半身は夢である。
我々は、母なる大地にミアヘイユンーー全宇宙ーーを映す現し身。
この地上に経験するためにやってきた。
我々は、果てしなくめぐる季節の中で、ちらと閃く手のひと振り。
太陽の幾百万の火につかの間だけ身をさらし、
その輝きを映す、すべてのものと語らう。
ファイヤー・ドッグ(シャイアン族)

 

おまえたちの子に教えよ、
足もとの大地は我らの祖先たちの灰であると。
土地を敬う者になるよう、おまえたちの子に告げよ。
この大地は我らの仲間の命であふれていると。
我らが子に教えたように、おまえたちも子に教えよ、
この大地は我らの母であると。
この大地に降りかかることはことごとく、大地の息子たちにも降りかかる。
地に唾する者は、己に唾するも同じこと。

我らは知っている。
大地が人間に属するのではなく、人間が大地に属するのだと。
我らは知っている。
すべてのものが、家族をひとつに結びつける血のようにつながっていると。

すべてのものは、つながっている。
この大地に降りかかることはことごとく、大地の息子たちにも降りかかる。
人生のクモの巣を織るのは人ではなく、人がその中に織り込まれるだけのこと。
そのクモの巣に行うことはことごとく、自分に向かって行うこと。
ドゥワミッシュ族の考え(伝シアトル族長)

「風のささやきを聴け」チーワ・ジェイムス編
ハーディング・祥子訳 より