多くの人が食べている野菜は化学肥料で作られています。今の人々は社会が宣伝している化学製品を信用しているし、人工的に作られた窒素・リン酸・カリといった成分を土に入れてやれば野菜はできあがる。それで収益は上がると考えています。

けれども実際の土や植物を研究・観察した人々は、化学肥料を施せば土の力が失われ、病虫害に対する植物の抵抗力が無くなるため、もはやその土地では健康な作物は育てられなくなってしまうことに気づいています。

動物・昆虫・微生物などの働きとつながっている生きた土から生まれる食べ物が、私たちの健康を支えてくれるものなのです。肉や玉子に関しても、人の与える限られた餌を動けないケージのような場所で食べて生きたものと、自由に土の上を歩き、虫や草を食べ日を浴びて生きたものではエネルギーが全く違ってきます。

いのちあるものは全て人間の計算の枠にはめることはできないつながりを持ち、地球及び宇宙とも密接なつながりを持って成り立っているようです。

「植物の神秘生活」ピーター・トムプキンズ、クリストファー・バード著