かなり昔、新聞に載っていた記事が今でも記憶に残っています。
それは身体を壊して医師に治る見込みはないと言われた人が、森へ入り、太陽と共に起きまた眠る生活を始めたというものでした。食べ物についてははっきり覚えていませんが、おそらくはインスタントなどではなく、そこで手に入るものを食べたのでしょう。そして健康になったという内容でした。

「自然は健康の別名にすぎず、季節とは健康のさまざまに異なる状態にすぎない」
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー

「私たちはそれぞれ、自然の力が歌う生き生きとした歌のような存在である」と書いてある本があります。今日多くの人々に見られる健康上の問題とは、自分の人生をコントロールできるという感覚を失ってしまったことだと言うのです。

また私たちの自己回復能力は、自分自身であるということの喜びと意味のために、つまり「自分の歌を歌いたい」がゆえに生きたいと思う時、最も強く働くようになるとありました。
そうですね。もう駄目だと膝をついたのに自分の奥底にその思いが頭をもたげるのを感じる時、事態は変わり始めるのです。

現代社会の要求から逃れ、否定的な感情を吐き出し、直感に従って自然のリズムと調和した生活を送る。自然のエネルギーを有する食事をとる。それらは大切なことだと思います。私たちは自然の一部なのですから。

「自然のおしえ 自然の癒し」 ジェームス・A・スワン著