今の日本の社会は、生きるのに本当に大変になっているように感じます。昔より身の回りの自然がなくなり、生まれた時から人工物の中で育ちます。テレビやゲームに意識を明け渡して過ごし、自分が何者か考えることもなく暮らしてしまう。メディアから発信される情報を鵜呑みにし、操られて暮らす人も多いでしょう。

かたや目覚めている人も多く存在するようです。けれどもこの身体で生き、家族をもち、問題に対処しているかぎり、辛く苦しいことに翻弄されて、これが本当と思う基盤に立ち続けるのも容易なことではありません。今は大きな変化の時です。

自然の中に戻るとき、私たちは風のささやき、川の流れの音、鳥や虫たちの歌声に安らかな気持ちを思い出します。意識してそれらとつながり、自分の内に入っていけるなら、それまでがどれ程本来の在り方とかけ離れた世界だったかを思うでしょう。

自然(宇宙)の在り方は愛だからなのです。植物も動物も、私たちを愛で包んでくれます。私たち自身もそこから来た者なのですから、本来は愛なのです。自分の能力を生かし、その本来の在り方で人とつながるとき、喜びや幸せが生まれるでしょう。それを実現するために、私たちは生きます。それぞれのやり方で。