誰にも自分にとって苦手な人、好ましい人というのがあります。嫌いな人の特徴など自分は持ってないと思っていますし、憧れの目で見つめる人の素晴らしいところは、自分でも持てたらいいなと思うのです。

でも、よくよく自分の中を調べてみれば、その嫌な特徴を自分も持っているとわかります。好きな人の特徴は自分の中のまだ開花していない部分、伸ばしたいと思っている部分ではないでしょうか。

私たちが他人の中に見ている性質は、すべて自分の中にあることに気づきます。
魔法の鏡をのぞき込んだようにその関係性に気づくと、自分のもっているものに驚かされます。嫌だからといって曖昧にせずに認めるとき、不思議ですが心が落ち着きます。

以前ならくよくよ考えたり、気落ちしたりしたことが、自分の中にも相手と同じ部分があると知ってしまうと、相手の中に自分を見、つながりを感じられるのです。私はそんな者ではないと断罪し切り離して考えるとき、私たちは相手と自分をばらばらの存在という色眼鏡で見ることになります。

自分の内深くを見つめ、知ることで、心の色合いは変わっていきます。すべての存在とひとつであり、深いところで宇宙とひとつと感じていることは、平和で安心な思いをもたらしてくれます。喜びや充足感をさえぎる感情を自分が抱くことを認め、それを手放していかれますように。