2月も後半に入り、わずかずつ陽の光が強くなって、そこここに紅白の梅が満開に花をつけているのを見ます。それにしても曇った日の寒いこと! でもその気温に負けず、城山桜の木は蕾をいっせいにふくらませ、今まさに開こうとしている木もありました。

彼らは何で春が来るということを知り、私たちに伝えてくれるのでしょうね。いつもそれを思います。日の長さかもしれません。野菜の芽が伸び出すのは、収穫されてからの時間によるのかもしれません。いつも不思議の念に打たれます。

暗く冷たい牢獄に入れておいても、春の女神の呼び声に答えて彼らは芽を伸ばし始めて、私たちを驚かせるのですから。鳥たちの声も、どことなく力ある光をおびているようです。

冷たく暗く寒い日々にうつむき加減になりがちな私たちに、自然界の彼らは励ましを送っているような気がしてきます。美しく命と光のあふれる世界は目の前だ!目に見え、感じている冷たさや暗さ、その出来事のなかに素晴らしい世界は存在しているんだ。

含まれてあるんだよ と。