あれほど毎日冷たく寒く、希望の見いだせないような冬だったのに、3月末で一気に25℃という異様な陽気。伊豆の山々は、桜でそこここが淡い薄桃色になり、いっせいに吹き出している柔らかい緑にも染められて、霞のベールをかむった少女のようなたたずまいです。

庭で、ぴょんと飛ぶものがあり、見ると殿様蛙のようでした。春なのに、鳥の声は本当に少なくなっています。4-5年前にはあふれるほどの歌が平地にもありましたが、今では近くの山で鳴いている声が小さく聞こえてきます。もう少し季節がすすんで農薬臭だらけだった辺りが落ち着けば、来てくれるでしょうか。

美しいのは春の夕暮れ。満開の桜にしろ、豊かに咲く雪柳にしろ、暮れていく景色のなかに花のある様子は夢のようです。自然は本当に訳のわからなくなった私たちを慰め、癒してくれるものです。何をされようともどう扱われようとも、この宇宙本来の姿勢を崩さずに居てくれる。

そのように、恐れも判断も批判も持たず、”選択を知らない道”を歩みたいものですね。

「最愛の神よ、私を変えてくださいーー自分の魂は永遠で不老だとわかっている者に。抑制や制限のある古い考えを手放して、開放的な輝く光としての本質に、私を立ち返らせてください。 私の生命は神なるシャクティを運ぶ導管であり、喜びと活力と美で満たされています。」
「私を変えてください」 トーシャ・シルバー著より