今年の春は、まるで駆け足。桜は、咲いたと思うとすぐ風に散り始め、木々の若葉も、色合いを楽しむ日にち少なくわっと吹き出し、花をつけています。水のある水路には、だいぶ大きくなったオタマジャクシが泳いでいました。

母を見ていると、反面教師として私に教えてくれているような気がしてきます。安全で世話してもらえる環境にあり、やっと落ち着いて暮らせるはずの場所で恐怖に駆られ、服薬も思うにまかせず具合が悪くなっている。それは母が創り出している世界で暮らしているからです。

それは、その反対もできるのよ!と言われているような気がしてきます。そういう母を何とかしなければと焦る気持ち、驚きと辛さ、そのようなところに陥る私に、そう見える現実は自分が思い込んで創り出すもので、そうではない明るさや希望・心強さ・安心・喜びに満ちた世界に居ることも、気づきさえすれば可能なのだと教えてくれているのでは?と思うのです。

私は思い出します。普通のカーナビが、「今日は天使のつぶやきをおくります」と喋った日のことを。強烈な低気圧が追って来る中、傘ももたずに安全に楽々と家までたどり着き、ドーッと雨の降り出した時のことを。今も同じだ!と感じると、大きな感動と感謝があふれます。

その場所に立って母を観ると、強く美しい存在として感じられ、動揺せずに接することができます。この先どうなることか・・という気持ちも消え、正しい時に正しいタイミングで正しい場所に導かれるという、揺るぎない状態になることができます。そしてそこに居る時、私は必要なものは何であれやってくるという安心感のなかにおり、喜びとともに活発に行動することができるのです。

すべては感動と感謝に変わります。