栗の花が豊かに咲いています。歩いていると樹の花なのか、とても甘い香りにつつまれることも。風かおる5月と言いますが、本当に自然がもたらしてくれる喜びと感謝でいっぱいになる季節ですね。しばらく前からバラの花も咲いて、あちこちをいろどっています。

エリックも先輩の方々も、ものごとを批判や判断なしに、あるがままに受けとることの大切さをよく強調されます。ところがこれが、とても難しいことなんです。なぜなら少し前のブログで書いたように、私たちはそれぞれ、わざわざ歪んで見える眼鏡をかけたり、手や足を自由に動かせないような枷をかけていたりするような状態にあり、しかもその自分が普通と思っています。

みな違うのです。違うみんなが、それぞれ自分の状態が普通と思っていますから、そして何かの出来事があれば、即、自分の物差しで測って感じてしまいますから。じゃあどうしたらいいの?

自分に不安をもたらすひとと自分の共通点を探すのです。どう考えてもない・・正面からいくとそうですよね。
でもよく探ってみると、こうではありませんか? 夜、ともした明かりが手前にあると、自分の影が壁やカーテンに大きく映ります。自分の大きさよりずっと大きく。私たちはお互いに不安から、その拡大された実態とは違う大きな影を見、相手と思っている。自分も相手も不安という共通の立場に立っている!

「オズの魔法使い」にそんな話が出てきますが、まさにそれをお互いにやっている状態です。影絵でなく大きな着ぐるみでもなく、本当の相手を見なければなりません。それには互いの共通点を探すのです。自分も相手も、この世界はバラバラだという観点から大きな不安の影を見ている。それに気づけたら、穏やかで優しい気持ちになれます。互いにわかり合い、愛を感じることができるようになるでしょう。

私たちは誰でも、この自然や宇宙の一部なのですから。そして頭では知らないことですが、本当は全ての存在とひとつなのですから。