本の紹介にある「ミュータント・メッセージ」を読み返しています。この忙しい世界、お互いをバラバラの存在であると感じ、即 比較や批判の感情を伴って眺めてしまう世界に暮らす私たちは、変わることができるでしょうか。

<真実の人>族はテレパシーで話し合う。遠い距離からの伝言でも聞くことができる。あらゆるものに対して心を開き、心や頭に隠そうとするものがないひとでないと通じないのだそう。
彼らはそれぞれ自分の得意なことで役に立ち、どの部分を受け持つひとも同じ敬意をもって扱われ、思いやりをもって協力・行動する。

朝には必ず行く手に待っている動植物に向かって、あなた方の道を通ること、あなた方の生きる目的に敬意を表すというメッセージを送ります。この世界は豊かなところだと信じ、心から自然のあらゆるものを讃える。食物を願って祈り、与えられて感謝する。願い事をするときには「それが私の為に最高にいいことならば、そしてすべての命にとっていいことならば与えてください」なのだ。

数百万匹という蠅の群れが身体中にまとわりつき、目や鼻や耳にまで侵入するとき、族長は著者に教えてくれる。宇宙のあらゆるものには目的がある。人間に大切な理解が欠けているためにブッシュ蠅を悪者にするが、彼らは私たちの耳や鼻をきれいに掃除してくれているのだ。不快なものを理解しようとせず排除するなら、人間は存在しえない と。

彼らは所有欲を持たず、子供のころから自分が楽しんだらその記憶を大切にし、楽しんだものを欲しがる他の子に渡すことを覚える。彼らの生活には豊かさと知恵があり、ミュータントの文明社会のような不足や競争がないのです。

「私は広大な宇宙を見上げて感謝をささげた。この世界が本当に豊穣の大地であることがついに理解できた。自分から心を開けば、この世界にたくさんいる親切で思いやりのある人々と共存していける。私たちが心を開いて与えたり受けたりすれば、すべての場所のあらゆる人々に食べ物と水がふんだんにもたらされる。だが、今の私がとりわけ感謝しているのは、人生に豊かな精神的導きがもたらされたことだった。どんなストレスのさなかでも、たとえ死にかけているときでも、「自分のやり方」を卒業した人には救いはいつもやってくる。」
ミュータント・メッセージより